メンズノン

きれいなものばかり

広瀬すずテレビ出過ぎ問題

友達がある映画のボスターを見て「最近この俳優さんよく見るよね。坂口憲二だっけ。」と言った。 


僕の中の坂口憲二と言えば『目鼻立ちの整った味付けの濃い顔に筋骨隆々ボディ。休日は湘南でサーフィンに興じ愛車はハマー。経験人数はのべ35億。』というイメージだった。しかしそのポスターの俳優は病院食のような薄い味付けの顔をしてひょろっとした身体にきのこ頭。のちにその方は坂口憲二ではなく坂口健太郎というメンズノンノのモデルだと判明した。ウィキペディアで調べたら経験人数はのべ35億らしい。

そんなことは置いておき、ふと思ったのが「坂口憲二、最近見ない説」だ。 


芸能界の流行のサイクルはとても早く、少し前はテレビをつければ大体映っていた剛力彩芽も最近は宇梶剛士と腹筋をしているところしか見かけなくなった。 

坂口憲二も一時期は色々な映画やテレビで見かけていたのに、最近は何をしているのか全く知らない。ちゃんと食べていけてるのだろうか。宇梶剛士と腹筋をしてでもテレビに出るべきではないのだろうか。 


この前テレビ番組のゲストに倖田來未が登場していた。「倖田來未、久しぶりに見たなぁ」と思っていると、ライブ映像を流すコーナーになった。そこで倖田來未が観客をステージに上げて隣で歌うという演出をしていた。呼ばれたファンは曲を聴きながら号泣していた。 

倖田來未を見るとどうしてもラジオで羊水が腐る発言をした人のイメージが浮かんでしまう。謝罪会見で倖田來未は号泣していた。 


そういえば僕の会社にアルバイトで来ている40代の女性の方が、GLAYの大ファンだという。 


GLAYってまだ活動してるんですか?」 


「してるよ!この前も新曲出したばっかりだし!」 


驚愕だった。『GLAY、新曲出したってよ』という映画を作ってもいいんじゃないかと思うほど。 


自分がなんてことない毎日をなんてことなく過ごしている間に、テレビでは見なくなった沢山の人たちが自分なりに人生を頑張っている。少しずつでいいから何か始めようか、そう思った。まずは腹筋でもしてみよう。隣に宇梶剛士がいなくとも。